新しいWindowsが発表されてから数ヶ月、ついに2021年10月5日、出荷を開始しました。

『さぁ新しいOSに入れ替えるぞ！』
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ちょっとまって下さい😅

今回のWindows11には、厳しい動作要件があるんです。ここ2、3年に新しく購入したPCの中でも１部では動作できない可能性すらあります。MS社が公表しているシステム要件はこちらをご覧下さい。
例えば、インテル製ＣＰＵでｉコア（i3、i5、i7など）の場合は第８世代（８０００番台）以降で無ければなりませんし、セキュリティチップ（TPM）の2.0が搭載されている必要もあります。ご自分のパソコンが要件を満たしているかどうかは、先ほどご紹介したサイトの最下段から「PC 正常性チェックアプリ」をインストールして実行すればわかります。

一方で、Microsoftは最小システム要件を満たさないPCにWindows 11をインストールする方法を公開していますが、同時にこの方法を使うことは推奨されず、更新が受けられない可能性があるとしています。なんだか矛盾するようですが、多くのPCを導入している企業などで一気に入れ替えることが困難な場合を想定しているのかもしれません。ただし、この手順でWindows11になったとしても、Windowsではお馴染み(?)ブルーバックエラーの可能性が50%近く上がるそうなので、やはりよほどの理由が無い限り要件を満たさないPCにはWindows11は入れない方が良さそうです。また、皆さん使っているであろうWordやExcelなどのオフィス製品についても、Windows11ではOffice 2021以降しか動作しません。未だ2013を使っている方も多い現状で、この用件だけでもWin11化が難しいことがご理解いただけると思います。

当社では、基本的には現在Windows10が入っているパソコンにWindows11を入れることはお勧めしておりません。Windows10は2025年10月14日までサポートされます。それまでは現状のまま使い続けるべきです。今後経年劣化などでPCを入れ替える際にWindows11の導入を検討されれば良いと考えております。

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