Windows の Pro にはグループポリシーエディターというWindowsのシステム設定やセキュリティ設定を編集するためのツールが備わっています。
先日、電源設定を施しても反映されないというお客様がいらっしゃったので、グループポリシーエディターで何かしら制限が入っていないか確認してもらおうとしたところ、「適切な権限がない・・・」というエラーでグループポリシーエディターが起動できない事態が発生しました。
PC購入時からアカウントは1つしか作成しておらず、そのアカウントに管理者権限がついていないことはあり得ません。念のため、別のアカウントを管理者アカウントとして作成してもらい、そちらでログインしてグループポリシーエディターを起動してみたところ、同様のエラーが発生しました。
調べたところ、グループポリシーエディターを使用すると、隠しフォルダ内に設定ファイルが作成されるようなのですが、このファイルの影響があるかもしれないと思い、削除してみたところ、グループポリシーエディターが起動できるようになりました。
今回はその情報について解説したいと思います。
まず、グループポリシーエディターの設定ファイルが保存される場所ですが、2か所あります。
C:\Windows\System32\GroupPolicy\User
C:\Windows\System32\GroupPolicy\Machine
GroupPolicyフォルダは隠しフォルダーになっているので、ファイルエクスプローラの「表示」ボタンから「表示」メニューを選択して「隠しファイル」にチェックを入れておかないと見つかりません。
それぞれのフォルダ内に(片方だけの場合もあるようです)「Registry.pol」とファイルがあるはずですので、それを削除します。削除したら念のためPCを再起動してからグループポリシーエディターを起動してみてください。
私のケースではうまくいきましたが・・・
(I)
投稿者プロフィール

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パソコン絡みの案件が専門です。迅速な対応を心がけています。
主な担当:パソコンの障害対応、セットアップ、操作指導、サイト構築、画像加工、フォトムービー製作、FileMakerソリューション開発などなど
入社:1990年5月
趣味:ボウリング、映画鑑賞
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