半年ごとに行われているWindows10のアップデートですが、今月予定されていた2020年後半の更新は、予定通り10/14に公開され日本でも今週あたりからWindowsUpdateによる提供が確認され始めたようです。
バージョン名は「Windows 10 October 2020 Update(20H2)」となりました。通常なら2010と言うところですが、年号やオフィスの製品名と紛らわしいためか、今後は開発時の番号がそのまま適用されるようです。西暦の下2桁+前期ならH1、後期ならH2がつくものです。よって、今回のアップデートは「20H2」と呼ばれます。
毎回申し上げておりますが、万が一の際にご自分で元に戻せる、または対処できる自信がある方だけアップデートして下さい。決して無理をなさらないで下さい。
Windows10のサポート期間は各バージョン1年半あります。2009が適用されていれば20H2の適用は来年の今頃でも十分です。
今回の20H2では、残念ながら2004での不具合が解消し切れていないようです。とくに当社にも多く問い合わせが入ったIME(日本語入力)の動作不具合についても20H2では解消していないようです。2004の時と同じく、旧バージョンIMEを使う設定で回避して下さい。
★回避手順
『設定』
↓
『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く
↓
『全般』
↓
一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する
他にも、一部のサウンドドライバーの適用においてブルーバックに陥る不具合もあるようですし、最近のアップデートは中々安定しないですね。ネットバンキングなどでは「2009までのアップデートでやめて下さい」と通達も出ているそうです。
(I)
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