最近、弊社へのお問い合わせで増えてきているのが『ログイン画面になったがパスワードがわからない』というお問い合わせです。

 コピー機からのスキャン受け入れや他PCとの共有設定の都合で、従来パスワードを設定せずにお使いいただいていた方が、WindowsUpdateのタイミングで共有フォルダにアクセスできなくなる事を避けるため、ログイン名にパスワードを設定しているケースも普通となってきております。

 こういった設定に加え、電源投入時にパスワード入力を省略するようにcontrolコマンドで設定している場合も少なくありません。自動ログイン設定をご自分で行ったという方ならパスワードを認識しているでしょうから、ログイン要求が出ても特に問題は無いかもしれませんが、社内の管理者に依存されている場合には、管理者がいないと「パスワードって何??」という事態に陥ります。ログイン要求画面の右下にある電源アイコンから再起動すれば戻りますが、ログイン要求前に編集中だった作業は保存されないので場合によっては困るケースもあるでしょう。

 少々前置きが長くなりましたが、最近のWindowsUpdateの影響かどうかは定かではありませんが、電源設定でスリープ設定を「適用しない」または「なし」としていたにもかかわらず、一定時間でスリープになってしまうことで、ログイン要求になってしまうようです。その場合には、電源設定を見直すことで解消されると思われます。

 スタートボタンをクリックし、設定アイコン(歯車の形)をクリックします。「システム」をクリックし「電源とスリープ」をクリックします。右側の画面で「スリープ」の選択肢が「なし」以外の場合、その時間でスリープ状態になりログイン要求が出てきます。ここを「なし」にしましょう。

 もしくは、パスワードを設定した方にパスワードを確認していただくかという事になります。

(I)

Follow me!

投稿者プロフィール

石谷 智
石谷 智営業部長
パソコン絡みの案件が専門です。迅速な対応を心がけています。

主な担当:パソコンの障害対応、セットアップ、操作指導、サイト構築、画像加工、フォトムービー製作、FileMakerソリューション開発などなど
入社:1990年5月
趣味:ボウリング、映画鑑賞

【PR】地域防犯カメラ設置

昨今、地域に起こる様々な犯罪や事故を防ぐ目的で、公園や学校周辺に防犯カメラを設置するケースが増えてきております。名古屋市の場合、導入費用の2/3を補助する制度を利用して安価に導入していただく事も可能です。
ニュース

次の記事

IE11完全無効化への道